先日、新築園舎に設置されるお手洗いについてイメージを見ることができるということでISN長野キャンパスを訪問してきました。

３～５歳さんが使用するトイレということで保護者の皆さんもきっと気になるところだと思います。子どもの発育に合わせて0～2歳の小規模園とは異なるタイプのトイレが設置されていました。手を洗う場所も非常にキレイで、子ども達が元気に使用しているイメージが沸いてきました。

新築園舎では子ども達が「遊び」を通して「学ぶ」保育環境を創り出していきます。園庭の広さや、スクール全体の敷地も十二分に広いわけではありません。だからこそプレスクールのまわりにある様々な資源や施設を活用して、「遊び」にフォーカスを置いて、自然に触れたり、身体を縦横無尽に動かしたり、創造性を刺激する様々な発見の機会を創り出していきます。

「遊びが学びに欠かせないわけ―自立した学び手を育てる」という書籍の中で、子どもは自由に遊ぶことで、社会性や創造性、問題の解決法を学ぶと書かれています。「遊び」と「学び」は一見異なる概念ですが、実は「遊び」の中には多くの「学び」が含まれているということが書かれています。非常に興味深い本で、私自身の保育や教育に対する考え方にも大きな影響を与えてくれた一冊です。

保育園（プレスクール）の中で、子ども達の「遊び」の環境をどのようにデザインしていくかは、施設のハード面だけにとどまることではなくソフト面での創造性が問われていきます。

保育スタッフとも毎週のようにミーティングで意見を交換しながら、昨日より今日、今日より明日と、日進月歩ではありますが、子ども達にとって豊かな「遊び」体験が生まれる保育環境を創り出していきます。